BLUE ADEPT II

音楽的にも人間的にも「一緒にやってみたい」と思える人との出会いは10年に一度あるかないか。

自分は宮本くんがやっていたバンド「BLUE ADEPT」の大ファン。BLUE ADEPTは彼がプレゼン用に配布したCD-Rがあり、自分はそれを17年前にもらったのだが、それから17年間聴き続けて、いまだに聴く度に新たな発見があるバンド。シンセやリズムマシンの使い方が本当に凝っていて、さらにはデータレコーダーにスクラッチした音までもサンプルして楽曲にしている。

バンド名は「BLUE ADEPT II」。二世の音楽を作りたいと言う願い。宮本くんの天性の才能と惜しまない努力。

BLUE ADEPTと宮本くんの個人的に作ったサンプル・ループを送ってもらったのだが、これらがすごく良い。独創的。歌詞も「Flight On The Cold Seam」をもらって翻訳したが良い。そして優しい。

昨日は別ミックス版「Silver METAL Love Song, Baby」のベースに着目して聴いてみた。「Flight On The Cold Seam」はウッドベースの音。ピアノでもピチカートのバイオリンでもベースが鳴る。「Nocturnal vision」はポルタメントが効いていて、フィルターでボリュームの上げ下げの様なことをやっている。「HI GIBSON」は、ベースがシンセで鳴っているが、途中からタムがベースの役割をしている。「hyptenuse voon」はパンでぐるぐる回るし前に来たり後ろに行ったりする。フェーダーをいじっているのか?「CDE complete」はベースの下にさらにベースがいて、808のキックかと思った。一瞬ステレオになる。

「Halo squad」は波の音が鬱を感じさせる。まさにBLUE ADEPT=鬱の王子様じゃないか!

一緒に音楽を作れるなんて夢の様な世界だ。宮本くんからは教わることだらけだ。自分も精進します。

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