Alphaville
ここまでマニア熱が沸騰するとほとんど病気ですな。
オレ様がアルファヴィルに出会ったのは今から30年前。
彼らが「Big In Japan」を全英1位、全米トップ40入りをデビュー・シングルで果たして、
まず曲名に惹かれた。
「日本でビッグになってキミを幸せにするよ」的な事が歌われていた。
1984年頃はビルボードが面白くて、
いろいろなジャンルの音楽がヒットしていた。
テレビではTVKで、中村「あ、ごめん」まりさんのビルボード・トップ40が、
毎週土曜日の昼から2時間やっていて、
夕方からFENで英語なんだけどビルボード・トップ40、
夜に大貫憲章さんのU.K.トップ40がラジオで流れていた。
土曜日に仕入れた知識を、
日曜日に厚木にあったレンタル・レコード店「キャンプ」に行くと、
ビルボード・トップ40のチャートをコピーしたものが50円で売られていて、
それを買って、マーカーでマーキングしたり、
キャンプでレコードを借りて、カセットテープにダビングしたり、
カセット×2、AM & FMラジオ、レコード・プレーヤーが一体になった
コンポを父親に買ってもらったので、
また、半田の電子工作も好きで、コンデンサー・マイクとか作ってたから、
自分でディスク・ジョッキーを気取ってテープに吹き込んでいた。
バンド・エイドなども出て来て、この頃が人生の中で一番面白かった。
アルファヴィルはそのいろいろなジャンルの様々なバンド、アーティストの中で、
一際異色を放っていた。
オレ様がTVKのビルボード・トップ40の中で覚えている限り
2回しか流れなかったプロモーション・ビデオの「Big In Japan」。
2回目はベータのビデオに録画したが、その頃はベータもVHSも
テープが高くて、重ね撮りしていたから、
間違えて消してしまった。
アルファヴィルは「Big In Japan」の一発屋で日本では終わってしまっている。
その他にも、1stアルバム「Forever Young」から、同名のシングルも
全英ではヒット。
このテイクでは、ビートが入ってダンス・ミックスになっているが、
本当は素晴らしいバラッドで、その歌詞の世界も評価されて、
アメリカなどではハイスクールの卒業テーマにみんなで歌うそうだ。
第3弾シングル「Sounds Like A Melody」
メンバーがみんな根暗そうで少し気持ち悪い。そこが良い!
そして、バンドによくあるメンバーの脱退。
作曲の肝心な鍵を握るキーボードのフランク・マーティンズが
バンドがこれからって時に脱退。
リッキー・エコーレットが加入。
1stから第4弾のシングルをリリース。
最後にテロップで「Wish you were here」とピンク・フロイドみたいになるのは、
辞めたフランクを待っているから?
この先に2ndアルバム「Afternoon In Utopia」が制作される。
実はこの頃オレ様はギターでハードコア・バンドをやっていたし、
シンセ・ポップは聴かなくなった。
よって、「Afternoon In Utopia」も19歳ぐらいに一人暮らししてから、
今の奥さんが彼女の時に一緒に渋谷の東急ハンズの近くにあった
タワー・レコードでCDとして買った。
後にユーロ・ビートとなる原型のハイ・エナジーというジャンルに片付けられている。
ヨーロッパ、旧ソ連では絶大な人気を誇るアルファヴィル。
なぜ日本では・・・
バンドは3rdアルバム「The Breathtaking Blue」を制作。
プロデューサーにクラウス・シュルツを起用。
アルファヴィルのスタジオに個人的な用事で来た
クラウス・シュルツが、
「こういったポップバンドはミックスに一曲の3時間ぐらいだろう」
とバンドに言ったら、このアルバムはミックスに8ヶ月かかって
それでも終わっていない、との事実にクラウスがビックリしての出会いだったそうだ。
なんでこんなにプロモーション・ビデオがあるのかと言うと、
アルファヴィルは、この頃はMTVも盛んな時期を超してたから、
金をかけて、「The Breathtaking Blue」のほとんどの曲を
ビデオにしたVHSの「Songlines」を発表したのだ。
VHSでしかないのだが、ネットの闇にある。
バンドは「Prostitute」を制作。
この頃からバンドは暗黒時代に入る。
制作費とセールスの額に溝が出て来たのだ。
また、キーボードのリッキーが脱退してしまう。
しかし、3年の時を得て、バンドは1997年
「Salvation」を制作。
1stの「Forever Young」から10余年「Flame」をシングルに。
この後バンドはアウトテイクやライヴテイクを集めた
CD8枚組BOX「Dreamscapes」を発表。
オレ様はiTunes Storeで一気に買ったが、
現在ではCD一枚分ずつバラ売りしている。
そして2000年にライヴ盤「Stark Naked And Absolutely Live」
2001年にリミックス集「Forever Pop」
2003年CD4枚組「CrazyShow」を制作。
長年の相方バーナード・ロイドも脱退。
ボーカルのマリアン・ゴールドとサポート・メンバーでの
新しいアルファヴィルが始まると思いきや、
バンドは活動休止へ・・・
2012年に活動再開を発表。
「Catching Rays on Giant」を制作。
とにかく日本での人気がない。
「Big In Japan」なんてヒット曲持ってるのに、
プロモーション・ビデオでは舞子さんが出て来るも、
日本と言うよりも中国って感じがあったし、
SNSでもアルファヴィルのコミュニティーがあるが48人しかいない。
オレ様は来日はもはや望んでいなくて、
ドイツに観に行くしかないと思っている。
アルファヴィル特集でした。
CD8枚組BOX「Dreamscapes」を発表。
オレ様はiTunes Storeで一気に買ったが、
現在ではCD一枚分ずつバラ売りしている。
そして2000年にライヴ盤「Stark Naked And Absolutely Live」
2001年にリミックス集「Forever Pop」
2003年CD4枚組「CrazyShow」を制作。
長年の相方バーナード・ロイドも脱退。
ボーカルのマリアン・ゴールドとサポート・メンバーでの
新しいアルファヴィルが始まると思いきや、
バンドは活動休止へ・・・
2012年に活動再開を発表。
「Catching Rays on Giant」を制作。
とにかく日本での人気がない。
「Big In Japan」なんてヒット曲持ってるのに、
プロモーション・ビデオでは舞子さんが出て来るも、
日本と言うよりも中国って感じがあったし、
SNSでもアルファヴィルのコミュニティーがあるが48人しかいない。
オレ様は来日はもはや望んでいなくて、
ドイツに観に行くしかないと思っている。
アルファヴィル特集でした。
コメント
コメントを投稿