sunzoo「Handroom」




以前このブログで紹介した何でもありなsunzoo aka 森林栽肺さん。
摩訶不思議だから、感想はまたの機会に、と書いてから数ヶ月経ってしまった。

どうもオレ様はU2好きが行き過ぎて、デラックス・エディション買いまくりだったので、
こうして時間が経ってsunzooさんの「音楽」を聴くと、オレ様はアンダーグラウンドを
無条件に応援してしまうのだ、と思った。しかも一癖も二癖もあるアーティスト。

今、彼の「Handroom」と言うカセットのミックスを聴いている。
我々アラフォー世代にとってカセット・テープはマジックを叶えるツールだった。
4trのMTRはオレ様に夢を与えてくれた。
別にフランク・ザッパやマッド・プロセッサーみたいにテープを切ってコピペみたいな事はやらなかったが、
カセットの「サー」と言うノイズは別に気にならないのだよ。
これは、Pro Toolsを普段使っているオレ様のちょっとした極論。

sunzooさんの「音楽」は、聴き手に「こんなに自由なんだよ」と教えてくれている。
好き勝手にやっちゃっても、メジャーからのリリースではないので、制約はないのだ。

45回転のアナログをわざと33回転にしているのか?
テープ・エコー・マシーンを使っているのか?
CDJでピッチを思いっきり下げているのか?

いやあ、たまんねえ!!!大好きです、こう言うサウンド。

A面の38分ぐらいでディレイのフィードバック。
B面ではブルースがダブになってる。
25分あたりで、BPMもカンケーねえ、日本語リリック。
えー!B面こんな終わり方するの??

DAWで勝手にオーディオ貼付けて加工しまくればいいのか。
今度自分でもやってみたいが、sunzooさんがここまで極めてくれてるのでいいや。

ディレイって一歩間違うとかんなりダサいのだが、この荒削りのミックスにフィードバック。
かなりヤバいんじゃない?

ちなみに、この「Hadroom」は、ちょっとしたレア・アイテムになっているので、
探したもの勝ち。

かなり良い意味で期待を裏切ってくれます。

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