AWANE

5月の主人公はこのお方。 

オレ様が今「salaam」と言って新しい事やってます!みたいな雰囲気で勝手に盛り上がっていますが、それにはきちんと訳があります。 この人がいなかったら今のオレ様はあり得ない。

そう・・・

 KOUSUKE AWANE 

オレ様は一度業界から干されたようなものだ。そこからサヨナラするものにはサヨナラして、新しい野心と忘れないテクノのスピリッツを持って、冒険したReaktorでの革命「sTretch gLitch」。このCDを誰よりもいち早く「良い」と評価してくれて、リリースまでしてくれたのがKOUSUKE AWANEさんと、彼のレーベルsonimage-Lab.incだ。もう5年前の話だ。

sonimage-Lab.incは「ソニマージュ」と呼ぶが、これは造語で、確かsoniが画でmageが言葉みたいなフランス語を合わせたものだと語られている。 

KOUSUKE AWANEさんは、通称「ころすけさん」と呼ぶ。DJ名義もDJ korosukeだ。 

長年ギネス・レコードに務め、nujabes氏の一番弟子としてキャリアを積み、自らsonimage-Lab.incを経営し、自分のミックス・テープ「Sweet Azul Suite」を発表。これがラテンのヒップホップをミックスしたもので、たぶん現在流通はしていないと思うので非常にレアだ。

それから、選曲家として自身にチャレンジした和製JAZZミックスCD「Japonisem & ModeVol.1」「Japonisem & ModeVol.2」をシリーズをで発表。耳の肥えた本場JAZZフリークたちからも高く評価された(このミックスCDはヤバ過ぎる)。

その後、今は夏フェスSence of Wonderにも出演するオレ様も「#209」にトラックを提供したジャパニーズ・ヒップホップの人気グループMIDICRONICAの専属DJとなり、トラックも提供しながら、MIDICRONICAのCDをsonimage-Lab.incからリリースし、それらが爆発的なヒットを獲得。 

自らターン・テーブル、MPCやLuncher Padを持ち込み、オレ様のリミックス集「voco hijacked」に参加してくれたGUMUNAのメンバーにして超絶ベーシスト、Solaly aka Masami氏、MIDICRONICAの橋口隆之氏らと、和太鼓とクラブ・ミュージックを融合させた画期的なバンドngomaを結成。渋谷Plugを拠点にイベントとライブを精力的に行う。
また、この時期から自力で12'ep3部作「RED STRIPE EP」「HERETICAL FLOWER E.P. 」「Over The Over E.P.」をリリースし、アルバム「In Between Wanderland」をsonimage-Lab.incからリリースする。最新作は「BANQUET EP 」。

 DJプレイも10年以上のキャリアがあり、Solaly aka Masami氏がKO KIMURA氏のマニュピレーターのKazuaki Noguchi氏と7年前から地道に続けて来たSECO Barでのイベントには、飛び入りでJeff Millsがプレイするなど、そのSpin Wedsと言うイベントは名前をTHREEに変え、SECO Barの場所も変わり、今でも地道にやっている。THREEのレジデンツDJでもある。 

また、ディスク・ジョッキーやCD、音楽系、ファッション系雑誌への執筆家としてのキャリアもあり、「sTretch gLitch」のレコ評をサンレコに紹介してくれたりもした。 

実は、そのほとんどが手作業で行われていた。アナログ盤もCDも盤とジャケットは違う所でプレス&出版し、自分の手でパッケージ化し、レコード・ショップに流していたのだ。その途方もない地道な努力は確実に実って来ている。 

今回、彼が「AWANE」名義で発表する「ATOM / SOLARIS」の12'epだが、オレ様は2年間待たされた。実は2年前にDJ Chida氏のミックス音源がエグザイルのメンバーのネット・ラジオで流れ「SOLARIS」だけは、録音は出来なかったが、少し聴く事が出来た。その時のオレ様の胸の高まりと言ったら半端ではなかった。とても他人事とは思えなかったからだ。 

それから2年後、遂にやってくれました!この日記に彼がYou Tubeにアップした曲があるからチェックしてみると分かるだろうが、単純にハウス・ミュージックが好きな人にはたまらないキラキラ感があり、テクノ全般、ロックが好きな人には「初心に帰れ」と言われているかの様な音のメッセージがある。
オレ様自身も常に思っているのだが、「時代に左右されない音楽」を表現してくれている。それを、オレ様たちは体感するのだ。「体感」とは「グルーヴ」と言う意味だ。
個人的にツボなのは「ATOM」のベロシティー127をぶっちぎったシンセとそのジワジワ来るフェーダーのオートメーション。5分38秒から入ってくる「汚した909のスネア」。

 レーベルは日本発世界のトップ・クリエーターKAORU INOUE氏のSEEDS AND
GROUND。もはや名門ですな。
とにかく、AWANE氏本人からは「4つ打ちを極めたかった」とのことで、今までDJとして何十万、何千万と聴いて回して来たレコードからの自身への回答だったのだろう。カタルシスとも言える。 

是非12'epで買って欲しいです。DJならば2枚買いでしょう。
この作品は日本のアンダーグラウンド・ハウス・シーンのみならず、世界中のトップDJにヘビー・プレイされることでしょう。

「SOLARIS」は、タルコフスキー監督「惑星ソラリス」から来ていると、AWANE氏が言っていた。

フランス人のディスク・ジョッキー、Laurent Garnier氏のミックス音源にも「ATOM」が紹介されています。ここからチェック。

 尊敬!!!

 AWANE「ATOM」 AWANE「SOLARIS」

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